板金工事
保温工事や保冷工事で使用する断熱材には、ある弱点が存在します。それは「水や湿気に弱い」ということです。特に、野外の配管や設備を断熱する際、雨水は最大の障壁です。そのまま放置すれば、水分を吸収して劣化を進めてしまいます。
そのような事態を防ぐ手段として、金属によってコーティングする処置が有効です。メッキ鋼板やアルミニウム、ステンレスなどの鉄板材を切断し、自在に折り曲げ、保温・保冷工事によって取り付けた断熱材を水気から守ります。このような技術は「板金」と呼ばれ、現場で活きる職人技として重宝されております。